ECサイト
電子商取引を用いたサイト全般を指します。
概要
ECサイトは、Erectlic Commerce(電子商取引)サイトの略称で、ネットショッピングや予約サイトを含めたネット上の取引を行うサイトのことをいいます。
世界中にはあらゆる形態のネットショッピングができ、今やリアル店舗よりも集客力においては強くなっており、ネット展開でどれだけ優位に立てられるかが事業展開を左右するとも言われています。
また、ここ5年ではフリマアプリ(メルカリやラクマ、ヤフオクなどが特に有名です)も台頭し、多くのユーザーに利用されています。
企業によって実にたくさんのプロモーション活動が行われていますので、広告業界においても一大ビジネスを形成しています。
この用語のメモ
ECサイトを運用するに辺り、最も気を遣わないといけない要素として「個人情報保護」と「商取引」とあります。
個人情報については、漏洩してしまうと信用はもちろん、大手企業になると株価にまで影響が出かねません。つまりは経営全体にも打撃を受けることになります。
運営元が大企業だろうと中小企業だろうと個人情報保護の知識は必ず周知することをおすすめします。
顧客獲得が進めば、大半の企業では個人情報の取り扱いに関するレギュレーションが作られます。
また、それらの取り扱い自体も専門部署で扱うことが多いです。
裏を返せば、初めて訪れるECサイトを利用する際は、どの会社がどのような形で個人情報を運用しているのかを確認した上で利用すると確実ですね。
自身の個人情報をしっかり守るためにも、面倒でも個人情報保護に関するポリシーを読むことをおすすめします。
この用語の使いどころ
ECサイトはサイト運用面と広告面はほとんどセットで打ち合わせに登場します。
直接成果に反映される内容なので、キーワードごとの成果、日別のコンバージョンなどなど、マーケティングからSEM、SEO、ページ構成や導線改善など諸々クライアント企業と折衝する機会が非常に多いです。
逆にクライアント企業側としてもある程度の運用知識を持って対応を行える体制作りを構築しましょう。
運用に限れば特に難しいプログラミング知識は不要です。
むしろ、自社サイトの強みをどう制作・運用会社に伝えられるかが大切になります。
不要なランニングコストの温床になり得る「丸投げ依頼」だけは極力ないようにするべきだと思います。
関連用語
- マーケティング
- SEO
Web担当・運営・解析・SEO問題集の例題問題
ECサイトに関連するジャンルの練習問題を掲載しています。Web担当・運営・解析・SEO問題集一覧から各ジャンルの問題にチャレンジできます。
クリックすると問題の答えと解説が見れます。
Q:トーンマナーの説明として正しいものを選んでください。
- デザインやクリエイティブの表現をルール化したもの
- デザインのトーンをある一定数より下げないようルール化したもの
- デザインの質やイメージを担保するもの
- デザインのトーンに余計な追加をしないようルール化したもの
この答えの解説
販促物を制作する際、何故決められた表現を取り入れるのか。
トーンを統一化することは、そのブランド「らしさ」を表現することにつながり、ひいてはデザイン意図や意味の根拠の認識を担当者レベルで共有できるものになります。
Q:顧客・取引先などをメインユーザーとし、自社の案内(会社概要・採用・商品・投資家情報など)や情報等を発信する目的を持つサイトのことを何といいますか。
- コーポレートサイト
- ブランドサイト
- コンテンツサイト
- 個人サイト
- ポータルサイト
この答えの解説
自信の会社についての情報を発信しているのでCorporate(企業)site(サイト)が正解です。
他のサイトはいずれも性質が変わります。
Q:ニュース・地域・趣味などの情報をまとめたサイトのことを何といいますか。
- ブランドサイト
- コンテンツサイト
- ポータルサイト
- コーポレートサイト
- 個人サイト
この答えの解説
複数媒体が提供しているニュース・地域情報などの「情報」の玄関口として、Webサイト(ブラウザ)を立ち上げたときに表示されるサイトのことをいいます。
GoogleやYahoo!などがこのポータルサイトに当たります。
Q:オウンドメディアの説明として正しいものを選んでください。
- 自身で保有している情報媒体のこと
- 自身が気に入ったメディアを保存すること
- 自身が身に着けたメディア知識のこと
- 作成したサイトを自分自身で広めること
この答えの解説
オウンドメディアは、自身で保有している情報媒体のことで、SEOの施策体制がリンクからコンテンツにシフトした頃から非常にポピュラーになった言葉の一つです。
インターネット関係、もっと絞ってSEO業界においては自社発信型のコンテンツとして、ブログであったり各々の企業として携わっている業界情報を発信したり、色々な視点や形で日々作られ続けています。
Q:トーンマナーの説明として正しいものを選んでください。
- デザインやクリエイティブの表現をルール化したもの
- デザインのトーンをある一定数より下げないようルール化したもの
- デザインの質やイメージを担保するもの
- デザインのトーンに余計な追加をしないようルール化したもの
この答えの解説
販促物を制作する際、何故決められた表現を取り入れるのか。
トーンを統一化することは、そのブランド「らしさ」を表現することにつながり、ひいてはデザイン意図や意味の根拠の認識を担当者レベルで共有できるものになります。
Q:顧客・取引先などをメインユーザーとし、自社の案内(会社概要・採用・商品・投資家情報など)や情報等を発信する目的を持つサイトのことを何といいますか。
- コーポレートサイト
- ブランドサイト
- コンテンツサイト
- 個人サイト
- ポータルサイト
この答えの解説
自信の会社についての情報を発信しているのでCorporate(企業)site(サイト)が正解です。
他のサイトはいずれも性質が変わります。
Q:次のうち、「インデックス」に関係ないファイルを選んでください。
- favicon.icon
- sitemap.xml
- index.html
- setsumeisyo.pdf
この答えの解説
アイコンファイルは、サイトを開いた際にブラウザのタブなどに表示されるものになるので、単体でインデックスされるものではありません。
Q:リッチスニペットについて当てはまらないものを選んでください
- 制作者の写真を検索結果に表示できる
- 公開や更新日付を表示できる
- 地図などの所在地詳細を表示できる
- 店の評価など★の数を表示できる
- 商品の値段などを表示できる
この答えの解説
地図は、リッチスニペットではなくGoogleマイビジネスを使用しての表示になります。
他の選択肢は、全てGoogleに読み込ませるjsonjavascriptに記載することで反映される要素になります。
Q:次のうち、スパムサイトに該当しないサイトを選択してください。
- リンク集サイト
- 大量の類似ページ掲載サイト
- 専門家が監修されていないサイト
- 広告で半分以上埋め込まれたサイト
この答えの解説
専門家が監修していなくても、業界やジャンルによっては直ちにスパムにはなりません。ただし、法律や医療、化粧、美容に関わる場合は監修なしのサイトはより厳しく内容が見られます。
有名な例ではDeNA運営の健康情報サイト「WELQ」が問題視され、他の情報サイトも専門知識がないのに多数のライターが信憑性のない記事を書いていたという事が起こりました。
現在では医者監修をいれ、間違いのある記事は全て消されましたが、受けた信用ダメージは計り知れない状況です。
他の選択肢は、ガイドラインに抵触するためスパムになりやすいか、なります。
ECサイトに関わるよくある質問
マーケティングでまず大事なことは何ですか?
競合他社のベンチマークがまず挙げられると考えています。
Webサイトのデザインを作成するときもテーマ別に参考になるサイトを見てデザインを起こすことが多いです。
もちろんマーケティングにおいてもできるだけ同じか、似た商材を扱う競合他社をしっかり知る事が自社サービスの醸成につながる近道です。
そもそもサイト運営は何人体制でやるべきですか?
自社企業サイトの運営だけを主体とした業務であるならば、「Googleアナリティクス主担当」「更新作業主担当」「他部署連携主担当」の3人体制であれば、よほどの業務量でない限りは問題ありません。
但し、ECサイトになると「商品企画」「SEO」「広告運用」「梱包発送」などなどかなり裾野が広がり数十名規模の人材が必要になります。
急激にインデックス数が減ってしまいました。どうしたらよいですか?
長く情報が更新されていない場合、インデックスのクロール頻度が下がり、インデックスから外れる可能性があります。
単一ごとのページを一つ一つ更新する必要はありませんが、文章を変更したり、ページを追加したりなど、サイトを常に成長し続けられる状態を保ちましょう。
そして更新したら、常にsitemap.xmlを作成し最新の情報をGoogle側に届けるようにしてください。
サイトを大きくしていくのにどれくらいかかりますか?
運営は一日でうまく行くわけがありません。スタートがいくら良くても放置してしまえば廃れていきます。
サイトを大きくすることは、よりお客さん(クライアントやエンドユーザー)の実態に近づくことになるため、繰り返しユーザーの分析を続け、満足の行くサイトにするには最低1年~1年半の長期戦になることを想定しましょう。
この期間をトータルで見て「プロジェクト」として取り組むことが大事です。
サイトを立ち上げた直後は何に注力をすればよいですか?
改めて「何のためにWebサイトを立ち上げたのか」を振り返ってみましょう。
「会社の資料請求をWebサイトから獲得する」「リアル店舗以外での売上を作りたい」等といった「サイトを立ち上げる際に目標として設定した事柄」があるかと思います。
Webサイトを制作に携わったメンバーで出来上がったサイトを見たときに「思っていた通りだな」と思えていることが大切です。
アクセス解析などの実際の分析は、最低2週間分のまとまったアクセス数が入ってから開始しても問題ありません。
広告費用の決め方がよくわかりません。
企業であれば、1ヶ月あたりの全体予算が決まっていると思います。個人でされる方は、いくらまでなら「1ヶ月あたり投資できる」かで予算を決められると思います。
次に、それらをどう効率よく使っていくかがポイントになります。
キーワードがあまり選定されていないのであれば、まずは時間帯別でアクセス数を見ましょう。もちろん当サイトのツールでも出力できます。
リスティング広告などは時間帯で予算割り振りができるので、アクセスの多い時間帯に予算を割いたり、競合他社が多い場合はあえてアクセスがそこまで多くない時間帯に予算を割く、といった運用も考えられます。
まずはそういったポイントから決めていっても良いかもしれません。
広告運用は一発で当てることは至難の業(季節的なものもあるため)なので、年間もしくは半年ベースで予算組みをするケースが多いです。
惰性的に広告表示タイミングの操作を全くしない場合と、季節・時間帯・年齢層・キーワード・カテゴリーなどを切り分けて表示タイミングを操作していくのでは、同じ広告予算でも成果に大きな差が発生します。
1つずつ傾向をつかんで、良い出稿タイミングをこれから掴んでいきましょう。
キーワードがうまく決められません。
広告で打つべきキーワードはすぐに見つかるものではありません。予算と同様、最初は思いつく限りの候補を挙げてインプレッション数とクリック率を見ていくしかありません。
ただ、思いつくキーワードを抽出していくのであれば、精度を上げるために自社のサービスや商品を実際に見たり使用したり、製造している現場に出向くなどして製品やサービスのバックグラウンド構築にまずは時間を当てることも重要ではないかなと思います。
物を知っていれば知っているほど、どんな顧客に向けて情報を提供するべきかがわかりやすくなるはずです。
予算を使うのが怖いです。最初はどうしますか?
クリックのたびに予算が使われるため、大きな金額を扱う際にはやはり不安が伴うのは当然です。
ただ、最初からいきなり大当たりのキーワードを探し当てるのは現実的にとてつもなく厳しいです。
よほどの社名知名度があれば社名でキーワードを設定すればヒットしますが、社名知名度があれば単にSEOだけで十分になってしまいます。
つまり、最初の3ヶ月間程度は良質なキーワードを見つけるための先行投資と考えて色々なキーワードやアクセス時間帯、必要とされる年齢層をしっかり見つけていくことに集中することが吉、そして財産になります。
なので、答えとしては最初は「次につながる失敗をどんどんしよう」という行動が正解と考えます。
予算の使い方がよくわかりません。
まずこういった広告運用で使われる広告は「リスティング広告」がほとんどかと思います。
リスティング広告は、このサイトに入ってもらいたいな、と思えるキーワードを設定して、そのキーワードで検索結果に表示された広告をクリックすることでサイトに遷移します。
クリックされるごとに料金が課金されます。
予算はある程度決められていると思うので、例えば単純に「月30万円の予算」に対して「20個程度のキーワード」、それぞれ「1万5千円ずつ予算を割り当てる」といった使い方ができます。
実際はホットキーワードの設定、配信タイミングの設定などで細かく予算分配を行う必要がありますが、大まかな予算の使い方は先ほどの例のようなイメージで問題ないかと思います。
広告運用に特別な技術は必要ですか?
運用自体に特別な技術は特に不要になります。自社サイトを自身で広告運営されている方も多く、広告運営を行っているうちに色々と知識をつけて改善活動を繰り返されている方も多いです。
ただし、いきなり完璧な運用をできるかというと、それはほぼ無理に近いレベルで厳しくなります。
どちらかといえば、技術力というよりかはやっていく中での情報収集力や情報処理力が求められてきます。
また、トレンドの先読みできる力もゆくゆく必要になってくる時がきます。
まずはあせらず、情報の収集能力を上げていくところからスタートすれば問題ないです。
javascriptはどのようにして組んでいますか?
あまり自分自身でコードを組むことは行っていません。
javascriptはあらゆるサイトに動作別でたくさんソースコードが公開されているのでそれらをアレンジして自分流に組むことが多いです。
組んだのに動かないこともたくさんあり、その場合は1行ずつ面倒でも検証し続けることで、記載ミスを見つけて動かすことができているのでいきなりイチから全部組まないとダメ!ということではありません。
制作現場でも自身で組んでいるコーダーももちろんいらっしゃいますが、サイトからソースを抽出することが多いです。
Webシステムを作成する場合、どんな言語を使いますか?
「開発」に関しては、基本PHP言語を使っています。PHPはオープンソースで開発・ソースの提供されているユーザーも非常に多く、ソースをそのまま使えば動作してくれるものが大半なので気軽に開発テストを行えるのが魅力的です。
このサイトの「Googleアナリティクスレポート出力ツール」や「メールフォーム」もPHPで開発しております。
また、ちょっとした動作や出力などについてはJavascriptで動作しているものもあり、Javascriptを使う際はセットでJqueryを使い、動的なサイトを作成する際に使っています。
どのような環境で作業をしていますか?
Web制作においては、基本的に適材適所において使用ツールを使い分けていますが、当サイトにおいては以下のように使っています。
デザインは「Photoshop」で一部アイコンを作るときには「Illustrator」を使用しています。
マニュアルなどの配布物は「PowerPoint」を使い、編集等を行っています。
コーディングについては「Terapad」を中心に、ときどき「Dreamwerver」を構文チェックなどに使用しています。
サーバー環境は、フリーソフトの「xampp」を使い、テストやモバイル画面のチェックも行っています。
その他カテゴリー
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