Web制作・運営・解析・SEO用語集

ページビュー

Webサイトのページを表示された数のことをいいます。

概要

Webサイトに訪れ、ページが読み込まれ表示された数のことをページビューと言います。PV(ピーブイ)数とよく略されて使われます。

大昔から「アクセスカウンター」というツールが存在し、○○回表示だったり○○PVといった表示をページのファーストビュー等に設置しているサイトも多くありました。
今でもブログタイトルそばや記事の終わりの場所に表示されているケースが多いですね。

Googleアナリティクス以外に様々なブログサービスでも使われているため、ちょっとネットを使った人でも知られているので、もっとも馴染みの深い数値の一つです。

この数値が人気記事かどうかの判断材料にもなりますので、場合によってはサクラによるPV数の水増しの温床になっているのも事実です。

この用語のメモ

解析を行う場面においては、PV数単独で見るのではなく、平均滞在時間や平均PV数、時間別PV数などと組み合わせてレポーティングをすることが非常に大切です。
PVそのものの「質」を調べることによって、なぜPVが変異したのか、なぜこの時間帯のPV数が多いのか、などといった疑問を持てます。

Googleサーチコンソールでサイトマップファイルを更新したから上がったのか、そもそも当該時間帯は通勤通学の時間帯だからか、などなど。

PV数は単独ではなかなか分析が出来ませんが、あらゆる別の指標を組み合わせることによってサイト利用者の個別個別の生活スタイルを読み解くヒントが見えてきます。
セグメント設定や他指標と組み合わせて導いた傾向をレポーティングする事で質の高い提案を目指しましょう。

この用語の使いどころ

打ち合わせやちょっとした仕事上での会話で頻繁に出てきます。
また、大手無料ブログサービスを使用されている方は、自分のブログのアクセス数を見ることができることがほとんどです。

ただ、ことアクセス解析の局面でPVの表記だけ見て「動画とかであるやつ!(プロモーションビデオ)」と言ってしまうと失笑されるので気を付けましょう。

関連用語

Web担当・運営・解析・SEO問題集の例題問題

ページビューに関連するジャンルの練習問題を掲載しています。Web担当・運営・解析・SEO問題集一覧から各ジャンルの問題にチャレンジできます。
クリックすると問題の答えと解説が見れます。

Q:あるサイトで2,000件のセッションが発生し、9,000回のページビュー、30件の購入があった場合のコンバージョン率を選択してください。
  • 15%
  • 0.15%
  • 1.5%
  • 33.3%
  • 3.3%

この答えの解説

コンバージョン数は一般的にはコンバージョン数(契約などのアクションを行った数)をセッション数で割った数になるので、この場合は30件に対し2,000件のセッションで割った数字(0.015=百分率でいう1.5%)が正解となります。

Q:次の内、コンバージョン率の算出方法で適切なものは?
  • 成約数÷ページビュー数=コンバージョン率
  • 成約数÷ユーザー数=コンバージョン率
  • 成約数÷セッション数=コンバージョン率
  • 成約数÷アクセス数=コンバージョン率

この答えの解説

コンバージョン率は、Googleアナリティクスで設定して計測した「目標(成約)数」を、訪問者数(セッション数)で割った数字で計測されます。
例えば、700名の訪問数に対し成約数が28件だった場合のコンバージョン率は4%になります。

Q:「セッション」の説明について、正しいものを次の中から選んでください。
  • サイト訪問~離脱までを1単位とした人数
  • Webサイトのページを見た数
  • トップページに訪れた人数
  • その日中にサイトに訪れた単一閲覧者の人数

この答えの解説

セッションとは、ユーザーがWebサイトにアクセスし、サイトから去るまでの一連の流れを「1カンウト」として計測します。
なお、1つのページに30分を越えて再読込、またはWebサイト内の別ページに遷移した場合は新しくセッションがカンウトされます。

Q:次のうち、モバイルユーザビリティでないと判断されやすい内容を選択してください。
  • リンクとリンクの間の間隔が10px以下で作っている
  • エレメント(リンク要素があるコンテンツ)が動く要素が多数設置されている
  • サイトに埋め込まれている画像の解像度が高い
  • サイトは可変式だがメタタグのviewportが設定されていない

この答えの解説

リンクとリンクの間隔が狭すぎると、誤動作が発生しやすくユーザビリティ面においては指摘を受けやすい内容になります。

Q:SEOの正称を次の中から選んでください
  • Search Engine Optimization
  • Search Engine Operation
  • Search Electronic Operation
  • Social Engine Operation
  • Social Electronic Optimization

この答えの解説

SEOは「Search(検索) Engine(エンジン) Optimization(対策)」の頭文字をとった名称になります。
それ以外はそれぞれ単語が違います。

Q:URLが変わるサイト移設対応として間違っているものを選択してください。
  • 301リダイレクト
  • 移設前サイトの移設後サイトへの告知
  • 新ブックマーク先の案内
  • 302リダイレクト
  • メルマガやSNSによる告知

この答えの解説

302リダイレクトは、単なる「一時的な転送」に用いられる記述になります。
リダイレクト方法を間違えると、サイトの評価を引き継げなくなるため、悲惨な状況を避けるためにもサイトを閉鎖する際は必ずリダイレクト方法を確認しましょう。

Q:レスポンシブデザインの説明として正しいものを選んでください。
  • PC用サイトでは表現できないデザインのこと
  • 一つのページ(URL)で使用OSや画面、ブラウザを問わず閲覧をサポートしているデザインのこと
  • モバイル版のGoogleクローラーに読み取られるデザインのこと
  • スマートフォン用のサイトを制作するデザインのこと

この答えの解説

レスポンシブデザインは、一つのページ(URL)で使用OSや画面、ブラウザを問わず閲覧をサポートしているデザインのことをいい、一つのページであらゆる画面に対応できるため、テキストや画像の更新は当該ページ1つ更新するだけですべてのブラウザ対応が完了します。
主にはCSS内で特定の画面サイズになるとレイアウトが変わるようにプログラムを組むことで実装されます。

Q:顧客・取引先などをメインユーザーとし、自社の案内(会社概要・採用・商品・投資家情報など)や情報等を発信する目的を持つサイトのことを何といいますか。
  • コーポレートサイト
  • ブランドサイト
  • コンテンツサイト
  • 個人サイト
  • ポータルサイト

この答えの解説

自信の会社についての情報を発信しているのでCorporate(企業)site(サイト)が正解です。
他のサイトはいずれも性質が変わります。

Q:オウンドメディアの説明として正しいものを選んでください。
  • 自身で保有している情報媒体のこと
  • 自身が気に入ったメディアを保存すること
  • 自身が身に着けたメディア知識のこと
  • 作成したサイトを自分自身で広めること

この答えの解説

オウンドメディアは、自身で保有している情報媒体のことで、SEOの施策体制がリンクからコンテンツにシフトした頃から非常にポピュラーになった言葉の一つです。
インターネット関係、もっと絞ってSEO業界においては自社発信型のコンテンツとして、ブログであったり各々の企業として携わっている業界情報を発信したり、色々な視点や形で日々作られ続けています。

関連タグ【アクセス解析】に関するよくある質問

アクセス解析に関するよくある質問を抜粋しています。アクセス解析に関するよくある質問はこちらから。

アクセス解析を勉強したいですが、何から勉強したらいいですか?

Googleアナリティクスを使いこなせるようになりたいのか、アクセス解析の用語などの知識をつけたいのかによって、勉強するポイントは大きく変わります。

Googleアナリティクスを使っていく上ではまずは「ユーザー」「概要」に記載されている基本レポートの使い方を知るところから始まります。もっとも見る頻度が高いからです。
徐々に、「集客」の「トラフィック」や「行動」の「サイトコンテンツ」を知り、理解が進みページ前後の遷移状況などを見れるようになれば、「セグメント設定」を身に着けていく段階になります。

知識としては、離脱率と直帰率の違いをきっちり理解できればページの性質に合わせた説明をできるようになるのではと考えています。
アクセス解析に関する用語を習得する場合は、市販に売っている本や、用語解説をしているサイト等を参考にしてみましょう。
その際、単純に用語を知るだけでなく、使い道などにも触れている情報を参考にすると良いです。

Googleのアカウントをとった後、何をすればよいですか?

Googleアナリティクスのサイトに移動し、ログインしてアカウントに入場してください。
なお、アカウント登録した直後であれば、なにも登録されていないはずです。

カスタムレポートは使用されますか?

出力が必要な指標が多いサイト(ランキングやある特定の状況下でのアクセス等)であれば、基本的なサマリーを表示するために使用することはあります。
とくに、広告を扱うようなサイトであれば多視点から情報を集めなければならないため、短時間での状況把握をするべく使用することがあります。

一般的な企業サイトや個人サイトであれば、ユーザーサマリーの概要をしっかりつかんでおけば十分だと思います。

年齢別や地域別のアクセスはどんな時に使いますか?

一例ですが、特定の地域や年齢層、それから男女どちらかまたは両方に大きく支持されているのであれば、支持された層のトレンドを狙ったコンテンツや広告ワード、閲覧されてる時間帯に広告費用をかけるなどといった費用投資判断の指標に使えます。

アクセス解析レポートを作るうえで大切なことは何ですか?

まずは必要以上に情報を入れすぎないようにした方がよいでしょう。
沢山記載することは大切ではありますが、数値を見てもらい理解してもらうには沢山の情報は邪魔になります。

具体的には、資料のボリュームと話するボリュームが同じ位に量を調整すると伝わりやすいです。

Googleアナリティクスを見るにはどうしたらよいですか?

Googleアナリティクスを閲覧するには、まずGoogleアカウントが必要です。
何らかの連絡の取れるメールアドレスをお持ちであれば、Googleのログイン画面より新規アカウント作成を行ってください。

関連タグ【SEO】に関するよくある質問

アクセス解析に関するよくある質問を抜粋しています。SEOに関するよくある質問はこちらから。

競合他社から攻撃されている可能性があります。どうしたらいいですか?

まず、どのように攻撃されているかを冷静に見ていきましょう。特に多いのが「リンク」攻撃です。
不自然なリンクがあり、理不尽なペナルティが届いたら「リンク否認」をすぐに行いましょう。

SEO業者などによって質の低いコンテンツが載っているサイトからの大量のリンクが張られたりする悪質な手口を実行してくることがあるため、Googleから通知が着たら「あわてず」「冷静に」「URLを確認してリンク否認」を実行しましょう。

そして、「手動による対策」が表示されていた場合は、「不適切なサイトからのバックリンクがあったため、リンク否認を行いました。対象サイトはhttp://○○です。」といったような内容で送ると良いでしょう。

SEOを行う上で何から行ったらよいかわかりません。

まずはGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを導入し、サイトに訪れる際に検索されているキーワードを探してみましょう。

次に、今展開しているコンテンツが「その検索キーワードにマッチしている内容かどうか」をしっかり精査した上でサービス説明を組み替えたり、検索されやすいキーワードを文中に文法上意味の通る状態を考慮した上で組み込むなどのてこ入れをしていきます。

競合他社が鬱陶しいですが、どうやったら検索上位にできますか?

まずは、上位に来ているサイトのコンテンツをしっかり見てみましょう。
何故上位に来ているのか。答えは簡単で、競合他社のほうがその「検索結果に表示」されている内容について「説明が上手いから」とGoogleが認めているからです。

どのへんが説明が上手いのかということですが、まず文章量の多い少ないはそこまで関係ありません。
同じような情報であればどれだけ様々な視点を持って説明をしているか、という点であったり、全く同じコンテンツレベルだと感じるなら、それをGoogleが「どれだけ正確に読み込みできているか」も重要です。

アンカーリンクのつけ方も重要です。内部リンク、アンカーテキスト、前後ページの関連性など上げるとキリがありません。
やれることをやって、しばらく様子を見て、さらに改善案を考えページを成長させていく他ありません。

手動による対策って何ですか?

Googleから何らかのガイドライン違反が判明したときに、検索順位を落としたり、検索結果から除外する処置が取られます。

コンテンツに問題がある場合は内容を改めて精査し、修正を直ちに行う必要があります。(大量のコピーコンテンツがある、他サイトにある文言がそのままほぼ全てコピーされている)

しかし、中には不正に何者かが大量のスパムリンクを勝手に張られていることによって著しく品質が意図せず落ちていることもあるため、被リンクチェックは日ごろから行うことをオススメします。

SEOってそもそも何ですか?

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことをいいます。
GoogleやYahoo!をはじめとした様々な検索エンジンサイトが世の中にあると思います。

そういった検索サイトから検索窓にて入力し、表示される検索結果のことを自然検索(Organic Search)といい、特定のWebサイトが自然検索の上位に表示されるようにWebサイトに掲載されている内容やプログラムの構成を調整することや、それらの手法を総称してSEOといいます。

関連タグ【マーケティング】に関するよくある質問

マーケティングに関するよくある質問を抜粋しています。マーケティング・Web運営に関するよくある質問はこちらから。

サイトを立ち上げた直後は何に注力をすればよいですか?

改めて「何のためにWebサイトを立ち上げたのか」を振り返ってみましょう。

「会社の資料請求をWebサイトから獲得する」「リアル店舗以外での売上を作りたい」等といった「サイトを立ち上げる際に目標として設定した事柄」があるかと思います。

Webサイトを制作に携わったメンバーで出来上がったサイトを見たときに「思っていた通りだな」と思えていることが大切です。
アクセス解析などの実際の分析は、最低2週間分のまとまったアクセス数が入ってから開始しても問題ありません。

専門知識が薄く困っています。何から覚えればよいですか?

現在実務で行っている方は、専門知識よりも自社・自社サービス知識を覚える方が最も良いです。
なぜならば、自社サービスに興味を持ってもらうためにどのような言い回しが良いか、伝わるかの基準を持てるからです。いわば、営業担当と同じです。

一個人の考えではありますが、これからマーケティングやWebサイト運営の勉強をされる場合においては、「正しい情報の集め方」を覚えることが近道かと考えています。

自身の「提供したい情報」がどんな検索キーワードで来てくれるのか、またそういった「検索してくれた人をどうさせたいか」ということを考えることがWebでのマーケティングや運営の第一歩になるのではないかと思っています。

絶対にやってはいけないSEOは何ですか?

一言で言えば、「ブラックハットSEO」全般に言えることです。
検索結果を欺くような対策は、かなり早い段階でGoogle検索エンジンからの「手動による対策」が行われてしまいます。

具体的には不要な外部リンクの設置やコンテンツの書き写しなどが上げられます。
この対策が横行していたときは、本来検索結果に上がってはいけないものが検索結果に表示されてしまうため、Google検索エンジンのリソースを大幅に消費してしまう事態を招いていました。

最近では不要なサイトはインデックス登録自体がされないように対策されているため、なかなかインデックスが増えてこない場合はサイト全体の情報品質を疑ってみたほうが良いかもしれません。

絶対にやった方がいいSEOは何ですか?

一言で言えば、「ホワイトハットSEO」を目指した取り組みになります。

SEOは、検索エンジンで上位表示されるように内外部の施策を行っていきますが、とくにホワイトハットSEOでは「検索意図」をしっかり吟味した上でその検索内容にふさわしいコンテンツをつくり、ユーザーに適切な情報を与えられるサイトと評価されるように取り組むものになります。
検索をして、ページに入ったユーザーが「役に立つ」と感じるサイトであることが重要で、昨今の「コンテンツSEO」が最重要とされている理由です。

そして、コンテンツをしっかり作ったとしても、それがきちんとGoogleの検索エンジンに認識されなければなかなか検索エンジン側へ反映されません。
したがって、文法上正確なHTMLタグを設置し、Googleの検索エンジンに情報がしっかり流れるようにするためのコーディングが必要です

急激にインデックス数が減ってしまいました。どうしたらよいですか?

長く情報が更新されていない場合、インデックスのクロール頻度が下がり、インデックスから外れる可能性があります。
単一ごとのページを一つ一つ更新する必要はありませんが、文章を変更したり、ページを追加したりなど、サイトを常に成長し続けられる状態を保ちましょう。
そして更新したら、常にsitemap.xmlを作成し最新の情報をGoogle側に届けるようにしてください。

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