Web制作・運営・解析・SEO用語集

オウンドメディア

自身で保有している情報媒体のことをいいます。

概要

そのまんまな言葉で恐縮ですが、オウンドメディアは、Owned(自分で保有した)Media(メディア)のことです。
本来は会社パンフレットやリーフレットなどのことを指します。

SEOの施策体制がリンクからコンテンツにシフトした頃から非常にポピュラーになった言葉の一つです。

インターネット関係、もっと絞ってSEO業界においては自社発信型のコンテンツとして、ブログであったり各々の企業として携わっている業界情報を発信したり、色々な視点や形で日々作られ続けています。

また、このようなコンテンツを構築するにあたり、制作側はWordpressを用いて制作を行うことが多いです。
Web担当者側としても、管理画面をきっちり使いこなしていくと良いでしょう。

ただし、当然ながら単に書けばよいだけのコンテンツを作り続ける体制で進めてしまうと、記事数は増えているのにアクセスが伸びない事態が出てきます。
「読み物」ですので、業界の人が知るとニヤリとするものや写真など、誰にたいして見せるメディアなのかを記事を書く際に意識するだけでも内容が変わります。

簡単にオウンドメディアを醸成は出来ません。知りたい情報を知って喜ぶ人を増やしてこそ醸成できます。時間をかけてでもじっくりとサイトを育てていきましょう。

この用語の使いどころ

オウンドメディアを行うに辺り、どうしても大手企業サイトにぶら下がる記事が多く、ビッグワードでは上位検索は望みにくいと思います。

私個人としては、いきなりビッグワードを狙ったオウンドメディアコンテンツを作るよりかは、発信したい情報に結び付く「ワンフレーズキーワード」を狙った方が手っ取り早いのではと思っています。

本当に情報がほしい人は単語レベルのキーワード検索をする人は少なく、割りと具体的なワンフレーズで検索窓に記載します。

Googleサーチコンソールで検索アナリティクスを見ると、やたら長いキーワードフレーズが載っていることはありませんか?
もしかしたら求めているユーザーはそんなところにいるかもしれません。

関連用語

Web担当・運営・解析・SEO問題集の例題問題

オウンドメディアに関連するジャンルの練習問題を掲載しています。Web担当・運営・解析・SEO問題集一覧から各ジャンルの問題にチャレンジできます。
クリックすると問題の答えと解説が見れます。

Q:SEOの施策のうち、最も行った方がよいものを選択してください。
  • Webサイトのレスポンシブデザイン化
  • カテゴリーページの追加
  • 長い記事の分散化
  • キーワードの頻出化
  • h1、h2、h3タグの追加

この答えの解説

いずれも施策としては行った方が良いものばかりですが、何より「どんなユーザーでも等しく情報を的確な状態で提供できる」レスポンシブデザイン化が最も行うべき施策だと考えます。
サイトのユーザーのうち、99%くらいがPCユーザーの場合は別ですが、基本的には誰でも問題なく情報が得られるサイトが最も評価されます。

Q:リンク先のタイトル名が「水道料金詳細」である場合のアンカーテキストとして適切なものを選んでください。
  • もっと詳細を見る
  • 水道料金詳細はこちら
  • 詳しくはこちら
  • 水道料について

この答えの解説

アンカーテキストは、リンク先のページを端的に予想できる内容であることが最も効果が高いです。
正解以外の内容は「何について」が無いか、または「水道料の何なのか」という点で具体性が伝わりづらく、選択肢としては相応しくないと言えます。

Q:SEOを行うべき理由のうち間違ったものを選んでください。
  • アクセス数を伸ばすため
  • ブランド戦略で成功するため
  • 特定のユーザーの流入を増やすため
  • Googleに気に入られるようにするため

この答えの解説

Googleに気に入られるのは誤りです。
最も大事なのはご自身のサイトに来てほしいユーザーにより良いコンテンツを提供する事です。

Q:h1~h6タグの入れ子(直下に入るタグ)で不適切なものを選んでください。
  • canvasタグ
  • iframeタグ
  • 不適切なものはない
  • imgタグ
  • buttonタグ

この答えの解説

実は全て入れ子にできるタグです。しかし、あくまで「見出しタグ」であることをきちんと理解したうえでタグを使用しましょう。
見出しなのに画像や別フレームなどが入ると構造的に非常におかしい形になってしまいます。

Q:次のタグのうちHTML5で使用できないタグを選んでください。
  • frameタグ
  • timeタグ
  • embedタグ
  • preタグ

この答えの解説

frameタグは、HTML5では廃止されました。
HTML5ではiframe(インラインフレーム)が引き続き使用できますが、frameはHTML5を文章構造、CSSを装飾指定に分割する過程上で廃止となりました。

Q:pタグの入れ子(直下に入るタグ)で不適切なものを選んでください。
  • imgタグ
  • marqueeタグ
  • spanタグ
  • aタグ
  • divタグ

この答えの解説

pタグはインラインタイプのタグなので、ブロックレベルタイプのdivタグやulタグは構文上入れ込むことができません。

Q:ページビュー数が増加した要因として考えられるものを選んでください。
  • サイト内の導線を改善した
  • 選択肢の全て
  • ページ送りなどの機能をつけた
  • レコメンド機能をつけた
  • 各ページに関連カテゴリーリンクをつけた
  • パンくずリストをつけた

この答えの解説

いずれも可能性としては挙げられます。
共通している点としては、内部リンクの強化になります。
コンテンツ間での繋がりが明確であれば、ページ単位のSEO効果も高まりやすくなります。

Q:「ランディングページ」の正しい意味を選んでください。
  • 自サイトに訪れた最初のページ
  • ブックマークをされているページ
  • キャンペーンを行っているページ
  • 着地(成果を上げた)ページ

この答えの解説

ランディングページは、ユーザーがサイトに訪れた最初のページを指します。
広告代理店等では特にLP(エルピー)制作などと略して使われることが多いです。
インターネット広告などから遷移したキャンペーン等の一枚物ページは結果、「訪問者が最初に接触するページになるため」に便宜上ランディングページと言われています。
しかし、定義としてはあくまで「ユーザーがサイトに訪れた最初のページ」であるため、レポート作成時には直帰率と離脱率の違いと共に扱いに気を付けるべき内容だと考えられます。

Q:直帰率と離脱率を分析したもので反映すべき改善内容を選んでください。(対象はトップページのみとする。)
  • 直帰率が高いが離脱率は低いので特に改善しない
  • 離脱率は高いが直帰率は低いので特に改善しない
  • 離脱率が高いので直帰率が低くても改善が必要
  • 直帰率が高いので離脱率が低くても改善が必要

この答えの解説

トップページのみを対象としているため、直帰率改善は最優先事項になります。
直帰率を抑えることはサイト全体における回遊にも繋がります。
ファーストビューや下層リンクへのナビゲーションがうまく機能させることが重要です。

関連タグ【SEO】に関するよくある質問

アクセス解析に関するよくある質問を抜粋しています。SEOに関するよくある質問はこちらから。

競合他社から攻撃されている可能性があります。どうしたらいいですか?

まず、どのように攻撃されているかを冷静に見ていきましょう。特に多いのが「リンク」攻撃です。
不自然なリンクがあり、理不尽なペナルティが届いたら「リンク否認」をすぐに行いましょう。

SEO業者などによって質の低いコンテンツが載っているサイトからの大量のリンクが張られたりする悪質な手口を実行してくることがあるため、Googleから通知が着たら「あわてず」「冷静に」「URLを確認してリンク否認」を実行しましょう。

そして、「手動による対策」が表示されていた場合は、「不適切なサイトからのバックリンクがあったため、リンク否認を行いました。対象サイトはhttp://○○です。」といったような内容で送ると良いでしょう。

SEOを行う上で何から行ったらよいかわかりません。

まずはGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを導入し、サイトに訪れる際に検索されているキーワードを探してみましょう。

次に、今展開しているコンテンツが「その検索キーワードにマッチしている内容かどうか」をしっかり精査した上でサービス説明を組み替えたり、検索されやすいキーワードを文中に文法上意味の通る状態を考慮した上で組み込むなどのてこ入れをしていきます。

SEOの良いところと悪いところを教えてください。

良いところは何といっても対策を行ったことで検索結果で自身のサイトが取り上げられ、予想以上の顧客獲得につながることです。自分のサイトを多くの人に知ってもらい、自分のサービスを多くの人に触れてもらい、使ってもらえるようになるためにSEOを頑張る。

悪いところは、やはり誤魔化しは効かないという点です。そして、未だにそういった不正な順位アップをもくろむネット運営者がいることも事実です。

競合他社が鬱陶しいですが、どうやったら検索上位にできますか?

まずは、上位に来ているサイトのコンテンツをしっかり見てみましょう。
何故上位に来ているのか。答えは簡単で、競合他社のほうがその「検索結果に表示」されている内容について「説明が上手いから」とGoogleが認めているからです。

どのへんが説明が上手いのかということですが、まず文章量の多い少ないはそこまで関係ありません。
同じような情報であればどれだけ様々な視点を持って説明をしているか、という点であったり、全く同じコンテンツレベルだと感じるなら、それをGoogleが「どれだけ正確に読み込みできているか」も重要です。

アンカーリンクのつけ方も重要です。内部リンク、アンカーテキスト、前後ページの関連性など上げるとキリがありません。
やれることをやって、しばらく様子を見て、さらに改善案を考えページを成長させていく他ありません。

SEOってそもそも何ですか?

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことをいいます。
GoogleやYahoo!をはじめとした様々な検索エンジンサイトが世の中にあると思います。

そういった検索サイトから検索窓にて入力し、表示される検索結果のことを自然検索(Organic Search)といい、特定のWebサイトが自然検索の上位に表示されるようにWebサイトに掲載されている内容やプログラムの構成を調整することや、それらの手法を総称してSEOといいます。

関連タグ【Web制作】に関するよくある質問

Web制作に関するよくある質問を抜粋しています。Web制作に関するよくある質問はこちらから。

CSSを習得したい場合、何から習得したらよいですか?

CSSは組み込みされたHTMLの装飾を行うものです。よって、レイアウト等の配置もこのCSSで行う形になります。
CSSを初めて使用する際に壁にあたってしまうポイントとして「float」の処理ではないかと思います。
むしろ、floatの仕様が理解できればある程度のレイアウトのコントロールができるようになるので、何度も繰り返し組んでみましょう。
floatと併せて「clearfix」というものも覚えるとレイアウト崩れが防げます。

Webサイトを作成する場合、最初に覚えた方がいいものは何ですか?

Webサイトの制作は、現在では分業化が当たり前になってきているため全てを習得しなければいけない訳ではありません。
そのため、デザインからやらないとダメ、コーディングからやらないとダメ、というのはなく、覚える順番は任意で決めてもらって問題ありません。

ことWebに関して言えば、覚えるというよりかは「盗んでいく」というスタイルが、覚える作業としては適切ではないかと思います。

Web制作って具体的には何をしますか?

全体的な工程としては、「打ち合わせ」「納期・見積」「サイトマップ」「構成案(ワイヤフレーム)作成」「デザインカンプ」「デザイン制作」「コーディング」「校正・テスト・品質管理」「公開」「運営・運用」をトータルとした工程になります。
これだけでもかなりの工程数になるかと思います。

各工程には普通、「納期」を設定しているため、各工程が遅れてくると、他の工程のスケジュールが圧迫されてしまい、タイトなスケジュールをこなさなくてはならなくなります。

ディレクターは主に前半の「打ち合わせ」から「構成案(ワイヤフレーム)作成」までを担い、あとは品質チェックや進行管理を中心に行います。

デザイナーは「デザインカンプ」及び「デザイン制作」、コーダーは「コーディング」と「校正・テスト」をそれぞれ担う形となり、Web制作の分業化が進んだ今、ざっくりですがこういった形で業務が行われています。

関連タグ【アクセス解析】に関するよくある質問

アクセス解析に関するよくある質問を抜粋しています。アクセス解析に関するよくある質問はこちらから。

サイトのアクセス状況を見るにはどうすればよいですか?

すでにGoogleアナリティクスのアカウントがあることが前提ですが、Webサイトを運営している担当者もしくは担当部署にお手持ちのGoogleのメールアドレスをお知らせください。

担当者もしくは担当部署にてアカウント設定を行い、設定完了すればご自身のGoogleアナリティクスのアカウントにWebサイトが追加され、様々な情報が閲覧できます。

権限の状態によっては細かい設定もできるようになります。

どんなレポート内容が喜ばれることが多いですか?

単純明快に「ここがよい」「ここが悪い」がはっきりしたグラフや数値の表記と、それに対するコメントや提案を記載していると、議論が進みやすく喜ばれやすいです。

複雑にしすぎると、概要が頭に入らなくなりがちになるため、「で、結局何が悪いの?」と打ち合わせの後半で陥る可能性があります。

Googleのアカウントをとった後、何をすればよいですか?

Googleアナリティクスのサイトに移動し、ログインしてアカウントに入場してください。
なお、アカウント登録した直後であれば、なにも登録されていないはずです。

Googleアナリティクスの情報でこれだけは見ておいたほうがいいものは何ですか?

まずはサイト全体のアクセス概況がわかるユーザーサマリーを見るようにしましょう。
また、最低でも月単位で数字を比較する必要があります。

見る指標については、セッション数、平均セッション時間、セッション/ページビュー直帰率はチェックした方が、時系列毎でのサイトの反応が分かりやすくなります。

次にレポートを注視するタイミングについては、何らかのサイトの更新時や、いつでも良いので一週間のうち必ず見る曜日を決めて見るなど、タイミングを予め決めることが変化に気づきやすいです。

年齢別や地域別のアクセスはどんな時に使いますか?

一例ですが、特定の地域や年齢層、それから男女どちらかまたは両方に大きく支持されているのであれば、支持された層のトレンドを狙ったコンテンツや広告ワード、閲覧されてる時間帯に広告費用をかけるなどといった費用投資判断の指標に使えます。

カスタムレポートは使用されますか?

出力が必要な指標が多いサイト(ランキングやある特定の状況下でのアクセス等)であれば、基本的なサマリーを表示するために使用することはあります。
とくに、広告を扱うようなサイトであれば多視点から情報を集めなければならないため、短時間での状況把握をするべく使用することがあります。

一般的な企業サイトや個人サイトであれば、ユーザーサマリーの概要をしっかりつかんでおけば十分だと思います。

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