データベース
情報の集まりのことで、検索や更新・蓄積が簡単にできる仕組みまたは技術をいいます。
概要
データベースは、Webをはじめ様々なシステムで用いられている技術です。
データベースがあることにより、「検索」「更新」がスムーズに行われるようになります。
また、Googleの「インデックス登録」は、Google検索エンジンに設置してある「データベースに登録」されることをいいます。
データベースを扱う際、使用される技術としてMySQLやOracleなどがあげられます。
それぞれ専用の文(コード)があり、文を書くことによりデータベースへの操作が行われます。
Webで扱う場合は主にPHPを使用して、データベースから情報を出力したり、ページ内検索が行われます。
この用語のメモ
データベースは、サイトを運営する上では欠かせない技術ですので、データベースの特性を理解することが技術習得の第一歩になります。
データベースの使用の流れは、「格納する箱を用意」「フォームから入力された情報に番号を振り格納する」「サイトから呼び出し、照合したデータをデータベースから取り出す」といった動作が、端的には必要です。
また、セットでセキュリティにもかなり気を遣わないといけない技術分野でもあるため、情報漏洩には十二分に気を付けなければなりません。
特に、情報の呼び出しを行うプログラミング部分やフォーム入力における制限を設けておき、タグなどが入力されないような対策をとるなどが必要となります。
この用語の使いどころ
Wordpressを構築、使用する際にはこのデータベースが使われています。
記事文章をデータベースの箱に格納し、phpコードにより格納されたデータから取り出すことで指定の記事を出力できます。
このデータベースに格納されたデータを持ち出す(エクスポートする)ことで、別のWordpress上に記事を引っ越しする(インポートする)ことができます。
他にもECサイトなどでは顧客情報や商品情報、売上情報などがそれぞれデータベースに情報を格納します。
顧客情報は、例えばIDとパスワードを入力して入場できる個人アカウント等で使われます。いわゆるマイページと呼ばれるものです。
関連用語
- Wordpress
- ECサイト
- インポート
- エクスポート
Web担当・運営・解析・SEO問題集の例題問題
データベースに関連するジャンルの練習問題を掲載しています。Web担当・運営・解析・SEO問題集一覧から各ジャンルの問題にチャレンジできます。
クリックすると問題の答えと解説が見れます。
- 制作者の写真を検索結果に表示できる
- 公開や更新日付を表示できる
- 地図などの所在地詳細を表示できる
- 店の評価など★の数を表示できる
- 商品の値段などを表示できる
この答えの解説
地図は、リッチスニペットではなくGoogleマイビジネスを使用しての表示になります。
他の選択肢は、全てGoogleに読み込ませるjsonjavascriptに記載することで反映される要素になります。
- Googleにキャッシュ登録され、検索結果にAMP枠にてページが表示される
- スマートフォンでアクセスすると表示が単純化される
- スマートフォンでアクセスが多いサイトを選んで表示される
- Googleにキャッシュ登録され、Googleの検索リソースを消費させる
この答えの解説
AMPは、クロールされるとGoogleにキャッシュ登録され、検索画面に「雷マークのついた」アイコンが表示されます。
また、ニュースカルーセル欄に一覧が表示され、検索上位に入らないページでも目立つ箇所に表示されるため、SEO内部施策のひとつとしてAMP化の実装は行われ続けています。
- CSSで実装したデザインやレイアウト
- 画像をたくさん貼り付けたページ
- 長いHTMLページ
- ページに埋め込まれたアドセンス広告
- レンタルサーバから自動挿入される広告
この答えの解説
レンタルサーバからの広告は、システムでどんなページにも自動挿入されてしまうサーバも存在するため、AMP表示時に自動挿入されたjavascriptコードによって警告が出てしまい、公開できなくなることがあります。
SEOを意識した上でサーバを選ぶ際には特に気を付けましょう。
- headタグ
- bタグ
- aタグ
- timeタグ
- marqueeタグ
この答えの解説
headタグのみ、bodyタグ外に設置されるタグなのでページ内に表示されません。
しかし、ヘッダー情報があることによりGoogleの検索結果に表示させたりブラウザのタブにページのタイトル名を表示させたりすることができます。
また、SNSなどと連携して画像を表示させたりする機能もこのheadタグ内に様々なタグを用いて設置します。
- tbodyタグ
- dtタグ
- thタグ
- trタグ
- tdタグ
この答えの解説
dtタグは、dl(定義リスト)タグの入れ子になります。dlタグの入れ子にdtタグとddタグを使用します。
dtタグとddタグは、「質問と答え」の関係のような人まとまりの意味を持つ表現をしたいときに使うため、Q&Aなどのサイトに多用されます。
- divタグは段落タグと言い、タグの中に文章や画像などのコンテンツが入る
- h1タグはタイトル名が入るタグである
- pタグは段落タグと言い、タグの中に文章や画像などのコンテンツが入る
- ulとliはリストタグで、順序があるリストである
この答えの解説
pタグが段落タグと呼ばれます。
divタグは汎用タグ、h1は見出しタグ、ul・liタグのulはunordered listの略で、順序のないリストを示しています。
- ユーザーが体験したサイトの情報を公開すること
- ユーザーのために技術者やデザイナーが経験を得ること
- ユーザーがWebサイトなどのサービスや情報を利用することで得られる経験のこと
- 閲覧されたユーザー数に応じて技術者が得られる経験を数値化したもの
この答えの解説
ユーザーエクスペリエンスは、製品やサービスを使用することで得られる経験のことを言います。
Web分野においては、如何にしてWeb内におけるサービスやコンテンツに満足できるサイト構築を達成できるかが大切で、マーケティング担当やディレクター担当、特にサイト構成を作るメンバーにおいて最も要求される要素になります。
- 制作全般のとりまとめを行う人、またはその人員
- Excelなどの関数やVBAなどの記述を行う人、またはその人員
- PhotoshopやIllustratorなどのデザインを行う人、またはその人員
- HTMLやPHPなどの言語の記述を行う人、またはその人員
この答えの解説
コーディングとは、プログラミングとかなり近い性質を持っていますが、実際には指定の言語(ここではHTMLやPHP等)のソースコードを用いてクライアント側(コンピューター側)が理解できる記述を行うことをいいます。
HTMLは、本で言う「タイトル」「段落」等がタグとして記載ができます。
その記載すべき部分に文章や画像を表示させることで、Webページを構成していきます。
そういったソースコード制作業務を行う人を「コーダー」といいます。
- KPI設定→改善・PDCA→数値分析→KGI設定
- 改善・PDCA→数値分析→KGI設定→KPI設定
- KGI設定→数値分析→KPI設定→改善・PDCA
- KGI設定→KPI設定→改善・PDCA→数値分析
この答えの解説
KGI(Key Goal Indicator)は「最終目標」なので、その最終目標に到達する根拠を設定する必要があります。
そのため、数値分析を行ったうえで導き出されたKPI(Key Performance Indicator)を設定します。
設定したKPIを達成するためにどんな施策が必要かを熟考し、PDCAを回していく流れが一般的に正しいとされています。
関連タグ【Webシステム】に関するよくある質問
Webシステムに関するよくある質問を抜粋しています。Web制作に関するよくある質問はこちらから。
Wordpressはオープンソース型のブログサイト構築アプリのことで、これを使うことで「好きなデザイン」で「固定ページ」や「記事」を特段HTMLを知らなくても一般的なブログサービスのように構築できるアプリです。
企業サイトでも非常に普及しており、一般事務職の方々が「新着情報」を更新し続けることもごく当たり前になりました。
このWordpressで特に求められるのは、アプリ導入から構築するところまでが必要で、その構築費用にかなりの初期費用を投資する必要があります。
「開発」に関しては、基本PHP言語を使っています。PHPはオープンソースで開発・ソースの提供されているユーザーも非常に多く、ソースをそのまま使えば動作してくれるものが大半なので気軽に開発テストを行えるのが魅力的です。
このサイトの「Googleアナリティクスレポート出力ツール」や「メールフォーム」もPHPで開発しております。
また、ちょっとした動作や出力などについてはJavascriptで動作しているものもあり、Javascriptを使う際はセットでJqueryを使い、動的なサイトを作成する際に使っています。
あまり自分自身でコードを組むことは行っていません。
javascriptはあらゆるサイトに動作別でたくさんソースコードが公開されているのでそれらをアレンジして自分流に組むことが多いです。
組んだのに動かないこともたくさんあり、その場合は1行ずつ面倒でも検証し続けることで、記載ミスを見つけて動かすことができているのでいきなりイチから全部組まないとダメ!ということではありません。
制作現場でも自身で組んでいるコーダーももちろんいらっしゃいますが、サイトからソースを抽出することが多いです。
関連タグ【Web制作】に関するよくある質問
Web制作に関するよくある質問を抜粋しています。Web制作に関するよくある質問はこちらから。
全体的な工程としては、「打ち合わせ」「納期・見積」「サイトマップ」「構成案(ワイヤフレーム)作成」「デザインカンプ」「デザイン制作」「コーディング」「校正・テスト・品質管理」「公開」「運営・運用」をトータルとした工程になります。
これだけでもかなりの工程数になるかと思います。
各工程には普通、「納期」を設定しているため、各工程が遅れてくると、他の工程のスケジュールが圧迫されてしまい、タイトなスケジュールをこなさなくてはならなくなります。
ディレクターは主に前半の「打ち合わせ」から「構成案(ワイヤフレーム)作成」までを担い、あとは品質チェックや進行管理を中心に行います。
デザイナーは「デザインカンプ」及び「デザイン制作」、コーダーは「コーディング」と「校正・テスト」をそれぞれ担う形となり、Web制作の分業化が進んだ今、ざっくりですがこういった形で業務が行われています。
CSSは組み込みされたHTMLの装飾を行うものです。よって、レイアウト等の配置もこのCSSで行う形になります。
CSSを初めて使用する際に壁にあたってしまうポイントとして「float」の処理ではないかと思います。
むしろ、floatの仕様が理解できればある程度のレイアウトのコントロールができるようになるので、何度も繰り返し組んでみましょう。
floatと併せて「clearfix」というものも覚えるとレイアウト崩れが防げます。
何より少ない容量で「ある程度の動的動作」や「サイトの整形」が出来る点だと思います。
また、手軽にスマホサイト対応ができる「メディアクエリ」が使用できるのも大きな利点で、こんにちのモバイル対応を支えているものになります。
CSSは、手段を覚えておけば覚えておくほど、レイアウトの調整手段が増えてくるため、容量を抑えつつ動作を行えるソースが作れます。
関連タグ【広告】に関するよくある質問
広告運用に関するよくある質問を抜粋しています。広告運用に関するよくある質問はこちらから。
コンバージョン率の影響は、サイトによりまちまちで、そのサイトである顧客のユーザー属性をしっかり見極めることで、ある程度の影響が測れるようになります。
一例をあげると、「フォームでの離脱が多い」とか「導線が分かりにくくなっている」等のユーザーの反応が著しくネガティブポイントを伝え、具体的な期間を伝えたうえでボタンの配置などを色々パターンを作成し、良パターンを見つけていく、などといった対策を打つように話を持っていきます。
そこにキーポイントとなりうる数値情報を絡めると、よりよく言葉の信憑性や改善意識を持ってもらうことにつながるのではないかと思います。
AMPの構築は「AMP HTML」というものでコーディングされている必要があり、通常のHTMLよりやや制限がかかった内容になります。
javascriptやCSSの記載も結構制限がかかるので、レイアウトにこだわったページを作るのは難しいです。(基本1カラムページが大半)
また、Wordpressが使用できるタイプの無料サーバーなどは、自動的に広告用javascriptが貼られてしまうため、AMP出力時に必ずエラーが出てしまいます。
Wordpressを使用してのブログページを作成する際は基本的には有料サーバーがほぼ必要となるため、AMPを導入する際は特に気をつけましょう。
広告で打つべきキーワードはすぐに見つかるものではありません。予算と同様、最初は思いつく限りの候補を挙げてインプレッション数とクリック率を見ていくしかありません。
ただ、思いつくキーワードを抽出していくのであれば、精度を上げるために自社のサービスや商品を実際に見たり使用したり、製造している現場に出向くなどして製品やサービスのバックグラウンド構築にまずは時間を当てることも重要ではないかなと思います。
物を知っていれば知っているほど、どんな顧客に向けて情報を提供するべきかがわかりやすくなるはずです。
まずは「Googleパートナー」バッジが付いている企業かどうかを確認しましょう。運用面のノウハウをしっかり持っているかどうかがわかります。
次に、提案精度の高さを計っていくことも必要です。
メールや電話などのレスポンスは早いか、レポートのサンプルはくれるのか、運用の流れをきちんと入口から出口まで伝えてくれるのか、などです。
大事な予算を預けるわけですので、予算を的確に扱ってくれると感じれる代理店にお任せするのがベターではないかと思います。
まずこういった広告運用で使われる広告は「リスティング広告」がほとんどかと思います。
リスティング広告は、このサイトに入ってもらいたいな、と思えるキーワードを設定して、そのキーワードで検索結果に表示された広告をクリックすることでサイトに遷移します。
クリックされるごとに料金が課金されます。
予算はある程度決められていると思うので、例えば単純に「月30万円の予算」に対して「20個程度のキーワード」、それぞれ「1万5千円ずつ予算を割り当てる」といった使い方ができます。
実際はホットキーワードの設定、配信タイミングの設定などで細かく予算分配を行う必要がありますが、大まかな予算の使い方は先ほどの例のようなイメージで問題ないかと思います。
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