Web制作・運営・解析・SEO用語集

内部リンク

自サイト内に貼られているリンクのことをいいます。

概要

内部リンクは、自サイトのページから自サイトの別のページに貼られているリンクのことを言います。
外部リンクが自サイト以外の「別ドメイン」からリンクされているに対し、内部リンクは文字のごとく自サイト内からリンクされています。

リンク自体の効果は、他のページからの「支持」を受ける状態が発生します。
アンカーテキストやリンク先の内容との整合性をきっちり確認した上で各ページにリンクを設置すると良いでしょう。

この用語のメモ

内部リンクは外部リンクと並び、SEO内部施策でもほぼ対応が必要になります。

リンク自体のテキストや関連性を調整しながら、サイト内のコンテンツの整合性が合うようにしなければならないので、単にリンクを張ればよいというものでもありません。
(過剰なリンクは逆にペナルティになりかねないため)

コンテンツが活きているからこそリンクは活きてきます。
リンクに対策を行う前にコンテンツ内容がしっかり出来ているか確認を忘れずに行いましょう。

この用語の使いどころ

SEOの打ち合わせ時にはほぼ確実に業者から指摘および指導が入る内容になります。
自社の制作担当に依頼する際には行う理由や効果などを確認した上で実行していきましょう。

関連用語

Web担当・運営・解析・SEO問題集の例題問題

内部リンクに関連するジャンルの練習問題を掲載しています。Web担当・運営・解析・SEO問題集一覧から各ジャンルの問題にチャレンジできます。
クリックすると問題の答えと解説が見れます。

Q:SEOの施策のうち、最も行った方がよいものを選択してください。
  • Webサイトのレスポンシブデザイン化
  • カテゴリーページの追加
  • 長い記事の分散化
  • キーワードの頻出化
  • h1、h2、h3タグの追加

この答えの解説

いずれも施策としては行った方が良いものばかりですが、何より「どんなユーザーでも等しく情報を的確な状態で提供できる」レスポンシブデザイン化が最も行うべき施策だと考えます。
サイトのユーザーのうち、99%くらいがPCユーザーの場合は別ですが、基本的には誰でも問題なく情報が得られるサイトが最も評価されます。

Q:ペンギン・パンダ両アップデートが発動されました。順位が下がる可能性が低いものを選んでください。
  • 画像ばかり貼り付けられたページ
  • 外部へのリンクばかり貼り付けられたページ
  • 他のサイトに記載された内容を転載したページ
  • サイト遷移時に色々なページへ誘導されるページ
  • グローバルナビゲーション、ローカルナビゲーションのリンクばかりのページ

この答えの解説

正解の選択肢では、例えば画像素材集のサイトであれば、ツール提供ページとして役割を果たします。また、画像を用いた説明ページでも問題ありません。
しかし、きちんとalt属性を設定することも併せて行うようにしましょう。

Q:次のうち、モバイルユーザビリティでないと判断されやすい内容を選択してください。
  • リンクとリンクの間の間隔が10px以下で作っている
  • エレメント(リンク要素があるコンテンツ)が動く要素が多数設置されている
  • サイトに埋め込まれている画像の解像度が高い
  • サイトは可変式だがメタタグのviewportが設定されていない

この答えの解説

リンクとリンクの間隔が狭すぎると、誤動作が発生しやすくユーザビリティ面においては指摘を受けやすい内容になります。

Q:「セッション」の説明について、正しいものを次の中から選んでください。
  • サイト訪問~離脱までを1単位とした人数
  • Webサイトのページを見た数
  • トップページに訪れた人数
  • その日中にサイトに訪れた単一閲覧者の人数

この答えの解説

セッションとは、ユーザーがWebサイトにアクセスし、サイトから去るまでの一連の流れを「1カンウト」として計測します。
なお、1つのページに30分を越えて再読込、またはWebサイト内の別ページに遷移した場合は新しくセッションがカンウトされます。

Q:Googleアナリティクスでクリック数などを計測する機能を何と言いますか?
  • ユーザートラッキング
  • コンバージョントラッキング
  • グーグルトラッキング
  • イベントトラッキング
  • スクリプトトラッキング
  • 目標トラッキング

この答えの解説

クリック計測に使用される機能は「イベントトラッキング」と言います。
イベントトラッキングを設定することで、任意のリンクやボタンなどをクリックした際に設定した名前にてクリック数が計測されます。

Q:新規ユーザーと時間別アクセスを組み合わせて分析したもので反映すべき改善内容を選んでください。
  • 広告表示時間帯の見直し
  • 選択肢の全て
  • 更新時間の見直し
  • フォーム入力内容の見直し

この答えの解説

時間別アクセスを見れるようになると、情報を得たいタイミングが可視化しやすくなります。
とくに、新規ユーザーが情報を得ようとしているタイミングに合わせて入口→広告、内容→更新、行動→手順が楽なフォームなどといった改修はユーザー獲得のためにも大切な要素になります。

Q:h1~h6タグの入れ子(直下に入るタグ)で不適切なものを選んでください。
  • canvasタグ
  • iframeタグ
  • 不適切なものはない
  • imgタグ
  • buttonタグ

この答えの解説

実は全て入れ子にできるタグです。しかし、あくまで「見出しタグ」であることをきちんと理解したうえでタグを使用しましょう。
見出しなのに画像や別フレームなどが入ると構造的に非常におかしい形になってしまいます。

Q:次のタグのうち、存在しないタグを選んでください。
  • mainタグ
  • sideタグ
  • headerタグ
  • articleタグ
  • preタグ

この答えの解説

sideタグは存在しません。
非常に似たタグ名にasideタグというものがあり、こちらは印刷物でいう欄外項目の表示にあてがわれます。

Q:次のタグのうちHTML5で使用できないタグを選んでください。
  • blockquoteタグ
  • emタグ
  • centerタグ
  • labelタグ

この答えの解説

centerタグは、HTML5では廃止されました。
CSSのmargin属性(左右auto指定)や、text-align属性でcenter指定(IEではmargin属性だけでは反応しない)する形でセンタリングします。

関連タグ【SEO】に関するよくある質問

アクセス解析に関するよくある質問を抜粋しています。SEOに関するよくある質問はこちらから。

SEOの良いところと悪いところを教えてください。

良いところは何といっても対策を行ったことで検索結果で自身のサイトが取り上げられ、予想以上の顧客獲得につながることです。自分のサイトを多くの人に知ってもらい、自分のサービスを多くの人に触れてもらい、使ってもらえるようになるためにSEOを頑張る。

悪いところは、やはり誤魔化しは効かないという点です。そして、未だにそういった不正な順位アップをもくろむネット運営者がいることも事実です。

手動による対策って何ですか?

Googleから何らかのガイドライン違反が判明したときに、検索順位を落としたり、検索結果から除外する処置が取られます。

コンテンツに問題がある場合は内容を改めて精査し、修正を直ちに行う必要があります。(大量のコピーコンテンツがある、他サイトにある文言がそのままほぼ全てコピーされている)

しかし、中には不正に何者かが大量のスパムリンクを勝手に張られていることによって著しく品質が意図せず落ちていることもあるため、被リンクチェックは日ごろから行うことをオススメします。

SEOを行う上で何から行ったらよいかわかりません。

まずはGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを導入し、サイトに訪れる際に検索されているキーワードを探してみましょう。

次に、今展開しているコンテンツが「その検索キーワードにマッチしている内容かどうか」をしっかり精査した上でサービス説明を組み替えたり、検索されやすいキーワードを文中に文法上意味の通る状態を考慮した上で組み込むなどのてこ入れをしていきます。

Fetch as Googleのようなクロールがすぐできるツールが消えてしまいました。どうしていますか?

Fetch as Google自体はGoogleサーチコンソールのアップデートによって終了してしまいました。現在では、それに変わるツールに「URL検査」というものがあります。
対象のURLを入れ込み、URLのステータスを出力してください。出力されたページの現在の状況が確認できます。
その中に「インデックス登録」という項目が選択できる場合、インデックスをリクエスト(再クロール)することができます。
リクエストしたURLは、最大2~3日くらいでインデックスされるかされないかが決定し、された場合はインデックスされた数に追加されます。

SEOってそもそも何ですか?

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことをいいます。
GoogleやYahoo!をはじめとした様々な検索エンジンサイトが世の中にあると思います。

そういった検索サイトから検索窓にて入力し、表示される検索結果のことを自然検索(Organic Search)といい、特定のWebサイトが自然検索の上位に表示されるようにWebサイトに掲載されている内容やプログラムの構成を調整することや、それらの手法を総称してSEOといいます。

関連タグ【アクセス解析】に関するよくある質問

アクセス解析に関するよくある質問を抜粋しています。アクセス解析に関するよくある質問はこちらから。

Googleのアカウントをとった後、何をすればよいですか?

Googleアナリティクスのサイトに移動し、ログインしてアカウントに入場してください。
なお、アカウント登録した直後であれば、なにも登録されていないはずです。

Googleアナリティクスの情報でこれだけは見ておいたほうがいいものは何ですか?

まずはサイト全体のアクセス概況がわかるユーザーサマリーを見るようにしましょう。
また、最低でも月単位で数字を比較する必要があります。

見る指標については、セッション数、平均セッション時間、セッション/ページビュー直帰率はチェックした方が、時系列毎でのサイトの反応が分かりやすくなります。

次にレポートを注視するタイミングについては、何らかのサイトの更新時や、いつでも良いので一週間のうち必ず見る曜日を決めて見るなど、タイミングを予め決めることが変化に気づきやすいです。

アクセス解析を勉強したいですが、何から勉強したらいいですか?

Googleアナリティクスを使いこなせるようになりたいのか、アクセス解析の用語などの知識をつけたいのかによって、勉強するポイントは大きく変わります。

Googleアナリティクスを使っていく上ではまずは「ユーザー」「概要」に記載されている基本レポートの使い方を知るところから始まります。もっとも見る頻度が高いからです。
徐々に、「集客」の「トラフィック」や「行動」の「サイトコンテンツ」を知り、理解が進みページ前後の遷移状況などを見れるようになれば、「セグメント設定」を身に着けていく段階になります。

知識としては、離脱率と直帰率の違いをきっちり理解できればページの性質に合わせた説明をできるようになるのではと考えています。
アクセス解析に関する用語を習得する場合は、市販に売っている本や、用語解説をしているサイト等を参考にしてみましょう。
その際、単純に用語を知るだけでなく、使い道などにも触れている情報を参考にすると良いです。

Googleアナリティクスを見るにはどうしたらよいですか?

Googleアナリティクスを閲覧するには、まずGoogleアカウントが必要です。
何らかの連絡の取れるメールアドレスをお持ちであれば、Googleのログイン画面より新規アカウント作成を行ってください。

年齢別や地域別のアクセスはどんな時に使いますか?

一例ですが、特定の地域や年齢層、それから男女どちらかまたは両方に大きく支持されているのであれば、支持された層のトレンドを狙ったコンテンツや広告ワード、閲覧されてる時間帯に広告費用をかけるなどといった費用投資判断の指標に使えます。

どんなレポート内容が喜ばれることが多いですか?

単純明快に「ここがよい」「ここが悪い」がはっきりしたグラフや数値の表記と、それに対するコメントや提案を記載していると、議論が進みやすく喜ばれやすいです。

複雑にしすぎると、概要が頭に入らなくなりがちになるため、「で、結局何が悪いの?」と打ち合わせの後半で陥る可能性があります。

関連タグ【Web制作】に関するよくある質問

Web制作に関するよくある質問を抜粋しています。Web制作に関するよくある質問はこちらから。

Web制作に必要なソフトを教えてください。

製作工程に応じて使いやすいソフトが大筋決まっていることが多いです。

構成案やサイトマップを作る際はMicrosoftの「Excel」や「PowerPoint」が鉄板です。
大まかなデザイン枠を作る分にはPowerPointがあれば十分作れますし、サイトマップやスケジュール・見積もりなどの情報は、Excelがほとんど使われることが多いです。
いずれもPDFに手軽に変換できる点も非常に使いやすい要因となっています。

デザイン面では、Adobeの「Illustrator」か「Photoshop」が鉄板で、まれに「Fireworks」を使用しているユーザーもいます。
一般的に紙媒体もやっている企業では、「Illustrator」を使用してサイトデザインを制作しているケースが非常に多いです。

コーディング等ではAdobeの「Dreamweaver」がもっとも有名ですが、テキストエディタでコードを作成できる力があれば、ワードパットソフトの「Terapad」やGithubが提供している「Atom」も非常に使いやすいです。
コーディング面においてはファイルのエンコードとHTMLやCSS記載のエンコードをあわせないと文字化けも起こしてしまうので、個人的には「Terapad」が使いやすいと感じています。

運用面、特にアクセス解析などにおいてはこちらもMicrosoftの「Excel」や「PowerPoint」が非常に使われます。ツールとしては「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」を使います。
Excelはうまく使えば得られたアクセス情報からさらに様々な視点でのアクセス情報を拾い出すこともできるため、Excelを使いこなせることができれば大きな武器になります。
アクセス解析等はディレクターが兼任しているケースも多いです。

ざっと上げましたが、全てを担当する場合は「Excel」「PowerPoint」「Illustrator」「Photoshop」「Dreamwerver」「Googleアナリティクス」「Googleサーチコンソール」の7つをマスターすることで大半の業務が行える形になります。
浅く広く習得するか、深く狭く習得するかは得手不得手で決めればよいのではと思います。

CSSを習得したい場合、何から習得したらよいですか?

CSSは組み込みされたHTMLの装飾を行うものです。よって、レイアウト等の配置もこのCSSで行う形になります。
CSSを初めて使用する際に壁にあたってしまうポイントとして「float」の処理ではないかと思います。
むしろ、floatの仕様が理解できればある程度のレイアウトのコントロールができるようになるので、何度も繰り返し組んでみましょう。
floatと併せて「clearfix」というものも覚えるとレイアウト崩れが防げます。

CSSの最大の利点を教えてください。

何より少ない容量で「ある程度の動的動作」や「サイトの整形」が出来る点だと思います。
また、手軽にスマホサイト対応ができる「メディアクエリ」が使用できるのも大きな利点で、こんにちのモバイル対応を支えているものになります。

CSSは、手段を覚えておけば覚えておくほど、レイアウトの調整手段が増えてくるため、容量を抑えつつ動作を行えるソースが作れます。

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